雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

先輩から受けた恩。本当に喜ばれる恩返しのかたちとは?

今までの人生でお世話になった方というのは、皆さんも大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、受けた恩に対しての「恩返し」について触れたいと思います。

 

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喜ばれる恩返しのかたち

先輩から受けた恩

S先輩からの厳しい指摘

 

私には、企業イラストレーターとして仕事をし始めた数年間、たいへんお世話になったS先輩という方がいます。

企業イラストレーターとしての働き方が何も分からない私に対し、忙しい中いつも時間を割いて、指導してくれました(;^_^A 

 

私はとにかく不器用な新入社員で、作成が行き詰ることも、計画が遅れることも多々ありました。

そんな中、S先輩には厳しい言葉をたくさん言われました。

仕事への要求も非常に高いため、先輩の指摘で1からやり直した仕事は数え切れません。

 

〆切が目前に迫っていても、容赦がなく、私が越えられるか分からないギリギリの要求をされます( ̄口 ̄||)

正直、あまりの厳しさに、受け止めるのが辛いと根をあげそうになったこともありました。

 

指導の中で蓄積されていく「仕事力」

 

ただ、私の目から見て、S先輩の仕事への情熱、イラストのセンス、判断力、行動力はずば抜けていました。

こんな風になりたいと、憧れました。

 

そのため、他に優しい先輩はたくさんいるのに、私が作成したイラストについて真っ先に意見を聞きにいくのは、いつもS先輩。

 

「この人だったらどんな判断をするのだろう?」

そんなことを考え、見て頂くときは、いつもワクワクそわそわ。

S先輩はお世辞を言うことがないことを、私は知っていました。

 

何か意見をいただく度に、私の頭に「判断力」「イラストのセンス」が蓄積されていきました。

入社当初は空っぽだった自分の中に、少しずつ「仕事力」が溜まっていくことが分かりました。

 

先輩に何かを返したい

 

1人でも仕事をスムーズに進められるようになった時、何かの雑談の際に先輩に伝えたことがあります。

「S先輩にきっと恩返しします!」

 

まだまだ自分の力が及ばないことは分かっていましたが、何かをしたくて仕方がありませんでした。

 

S先輩は笑いました。

「私への恩返しなんて、何も考えなくて良いよ。

ただ、もし、シロキさんが私にされて『嬉しい』『役に立った』と思ったことが少しでもあったなら、次の子に返してあげて。」

 

先輩は、自分への恩返しではなく、次の世代に、私の後輩に返してくれたら、それが1番嬉しいと言いました。

 

本当に喜ばれる恩返しとは

その後数年たって、私は、入社してくる後輩の子の仕事を見る機会が少しずつ増えました。

何か相談をされた時は、自分の経験をもとにアドバイスをしました。

きっとその中には、S先輩から教わったことも多く含まれていたと思います。

 

人は、ご縁も、恩返しも、巡りゆくものだと実感しています。

「次の人へ」恩返しすることで、喜びや幸せの輪が広がっていくように思います。

 

仕事でもプライベートでも、お世話になった方自身への感謝の気持ちを持つことはもちろんですが、同時に

 

「受けた恩は次の人へ」

 

このことを、いつも心に留め、大切にしていきたいと思います。