雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

東村アキコさんの「かくかくしかじか」で思い出す画塾時代-2

いつもありがとうございます。シロキ マクです(^_^)

 

本日は、昨日の続きになります☆

昨日の記事↓

www.shirokimaku.com

 

さて、前回は、私が美大の受験対策のために、夏休みだけ画塾に行くことになり、そこで、ある講師の方の生徒さんに対する暴言に驚いたところまでお伝えいたしまし(;^_^A

 

その暴言とは、人物モデルの鉛筆デッサンをしているところに、講師の1人の方がトコトコやってきて、私の隣の生徒さんのデッサンを見た後、

 

「こんなデッサンしか描けないなら、死ね!!」

 

と叫んだことです。

(今は、こんな発言をする講師はいないでしょうσ(^_^;)。)

 

その生徒さんは泣き出し、他の生徒さんは、もうそんな状況に慣れているのか、手を止めることなくデッサンを続けていました。

 

もうその日から、「画塾に通うのが怖い」という気持ちが更に膨らみましたが、

その画塾が目指すデッサンの魅力には、正直、とても惹かれていました。

怖い気持ち(_ _|||)と「こんな風に描けるようになりたい!」という気持ちを両方抱えながら、通い続けました。

 

 

そうして、通い続けるうちに、だんだんと講師の方の姿勢のようなものが見えてきました。

その日も、鉛筆デッサンに取り組む1人の生徒さんに対して厳しい指導をされていましたが、最後に、こう仰いました。

 

「もっと上手く描きたいって、くやしくて泣いてしまうくらいの気持ちで、1回で良いから描いてみろよ!!」

 

その時に、この講師の方はきっとそんな情熱をもって、人に指導できるくらいのデッサン力を身に着けたんだと分かりました。

そのくらいの強い気持ちで絵に向かい合ってきたんだと分かりました。

 

 

そして、仲良くなった、他の高校の生徒さんからあるお話を聞きました。

 

講師の方々は、生徒全員が帰った後、いつもミーティングをされていました。

ミーティング内容は、1人1人の生徒について、その子が目指す美大と、今の実技の実力、これからの指導方法について。

 

当時は、そこまで時間を費やして指導されていると思っていなかったため、とても驚きました。

 

そうして、夏休み中、みっちり指導していただいたおかげで、私は本当にデッサン力があがりました。画塾を勧めて下さった、高校の着彩デッサンの先生も「画塾で力をつけたね。」と褒めて下さいました。

そして、無事に希望の美大に合格することが出来ました。

 

 

今、自分が社会人になって、ある時は人を指導する必要のある立場になって、

「誰かに何かを伝える」ことがいかにしんどいことか、私にも分かるようになりました。

 

特に「叱る」ことはエネルギーを使います。褒めることは本当にラクです。

 

講師の方の暴言が良いことだとは今でも思っていませんが(;^_^A、

 

「何とか目指す美大に合格させてやりたい。」

 

そう思って、厳しい口調で指導されていたことだけは、今なら分かります。

 

 

デッサン力は、イラストの基本。

色んな方の、色んなかたちの愛情を受けて、絵を描く力を伸ばすことが出来た私。

 

これからもそのことに感謝して、がんばっていきたいと思います(o^∇^o)ノ