雇われイラストレーターの奮闘日記

中小企業所属イラストレーター、10年目に突入!イラストを描く仕事に就きたい方、転職したい方に少しでも参考になる情報を発信していきたいと思います☆

企業で働きたくなる!? 企業で働くイラストレーターの【11のメリット】-3

前回からの続きです^^

今回は、企業で働くイラストレーターのメリット5点目をお伝えします☆

 

⑤依頼者と顔を合わせて打合せする機会が多く、「依頼者の意図を汲み取る」力があがる。

 

以前、下記の記事でもお伝えしたように、私はイラストレーターの最も大切な力は

「依頼者の意図を汲み取る力」だと思っています。

 

www.shirokimaku.com

 

イラストの依頼を受けるときは、まず下記を掴むことに集中します。

 

・依頼者は「何を目的としたイラスト」を求めているのかを掴む

 

依頼を受けるときは、同じ社内にいるため、まず初めに必ず依頼者と顔を突き合わせて打ち合わせをします。その時、依頼者が依頼内容を伝えてくれるかたちは、だいたい下記の2パターンです。

 

<A:言葉で伝えられる>

(例)

・今回の商品は30代の女性がターゲット。商品のパッケージは、ターゲットが「使いやすそう」と感じるイラストにしたい。

・人によって好き嫌いが出にくいものが良い。

(極端に「好き!」と感じる人がいなくても良いから、「嫌い。」と感じる人がいないものにしたい)

 

<B:具体的なイメージ画像を提示される>

 (例)

・今回作るwebサイトは、他社と差別化したい。且つ、新しい試みとしてシックな見た目にしてみたい。

・トップページの見た目はこんなイメージ ⇒ ◎ネット上の参考画像を提示

 

 

A・Bはどちらも、まず「要望」を伝えてくれています。

 

 

・Aの要望: ターゲットが使いやすいもの。極端なウケを狙うのではなく、好き嫌いが出ないものが良い。

 

・Bの要望:他社との差別化をしたい。且つ、新たな試みをしてみたい。

 

 

まず、A・Bの違いは、「具体性」です。

Bの場合はイメージ画像があります。「要望」から更に踏み込んだ、依頼者の「意図」(思惑、目指していること)は、イメージ画像を元に詰めて打合せをすれば、掴むことはできるでしょう。

 

私が注意するのは、Aの「言葉で伝えらえる」場合です。 

 

「好き嫌いが出にくいもの」と一言で言っても、この時点で、依頼者がイメージしているものと、私がイメージするものにズレがあるかもしれません。

 

こんな時は、打合せを進めながら、頭の中をとにかく冷静に保ちます。

「要望」は理解できた。では、相手の「意図」は何か。

話す依頼者の表情を見ます。発する言葉に注目します。

 

「好き嫌いが出にくいものにしたい」・・・

 

その要望の根本にある「意図」は何か、分かるまで掴みにいきます。

少しでもひっかかりがあれば、雑談など交えつつ、探りをいれます^^;

 

出来るだけゆっくり話しますが、頭の中はフル回転。

打合せの時間はある程度決まっているため、スピード勝負です。

 

「意図」を掴むまで、分かったフリは基本しないことが大切だと思っています。

自分の中にひっかかりがあるのに、もし言葉の表面だけを受け取って打合せを終えてしまうと、あとあと痛い目にあう可能性が極めて高いためです。

考えられるのは、意図とズレたものを作って大きな修正が出ること。

それは依頼者の本当の意図を掴めていないからです。

依頼者をガッカリさせてしまいますし、作成時間にも当然、人件費がかかっているため、会社にとっても損失です。

 

また、何より「掴めていないかも」と自分自身が不安をが感じながら制作を進めることは、「仕事」としてとても良くない状態。

そんな時は、ずっと心臓がバクバクしています^^;

 

 

何度も失敗を経験し、何度も痛い目に会い(笑)、少しずつ、依頼者の意図を掴むのが上手くなってきました。

 何事も経験ですね^^;

 

 「依頼者の意図を汲み取る力」が伸びると、依頼者は必要以上に説明する手間がなく、また、修正の打合せ・確認に時間をとられることもないため、「ラク」だと感じます。

 

依頼するのがラクだと感じてもらえること = 信頼の証

 

また、「次回も仕事を依頼したいな」と思ってもらえるイラストレーターは、自然と大きな仕事を任せてもらえるようになっていきます^^

 

 

以上、今回は「企業で働くイラストレーターのメリット」5点目をお伝えいたしました☆

ではでは、また次回に^^